自然とともに歩みつづける添島のいぐさ職人たち
馬淵清博(福岡県大川市)─ いぐさの成長過程を見続けて。
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「畳屋さんが安心して使える畳表を作り続けたいですね。」そのためにはいぐさの質(粒揃い、硬さ、粘り、色)と織りの技術が必要です。化学肥料と農薬で年々土壌の劣化が進んでいます。化学肥料や農薬を押さえ、有機質肥料を施し地力を上げないと、よいいぐさが獲れなくなりました。畳屋さんと会話をしながら、信用を高めて自分の名前で売れる畳表を作っていきたい。
太田英介(福岡県柳川市)─ いぐさは天候に左右される。
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毎年、獲れるいぐさは違います。昨年の反省を元に「来年こそは満足できるいぐさを獲りたい。」と思います。しかしそうは簡単にはいきません。だから面白いと思っています。いぐさの無農薬栽培は今のところできませんが、できるだけ農薬を減らした栽培を心がけています。そのために木酢酸、炭、ニンニク、その他できるだけ自然のものを使っていきます。(減農薬栽培畳表)
山浦義人(福岡県三潴郡大木町)─ 健康誘導型いぐさ。
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「過去35年間有機質肥料を主体にしたいぐさを作ってきました。」約10 年ほど前、生体エネルギー理論の提唱者佐藤政二氏の考えに賛同。昔のいぐさは人の心と体をいやす効果がありました。その癒しの効果を最大限に発揮できるいぐさを作ろうときめ、土の科学性、物理生、微生物生をプログラムし、光と水の持つ力を最大限に利用し、人と自然から求められるいぐさを作ってきました。
山本 一(熊本県八代郡鏡町)─ 3年で完全無農薬に成功。
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「こんなに成果が出るとは思わんかったですね。」人と同じ事をしていてはダメだ、との思いから、日本で初めていぐさ作りに1998年からキトサン農法を取り入れ減農薬栽培へ。「農薬の正体は農毒、その毒物を自分が一番かぶっとるとです。」安全な職場=田圃の環境改善を目標に2001年よりラクト菌、キトサンでわずか3年で完全無農薬と無化学肥料の切り替えに成功した。
山本英義(熊本県八代市)─ 「山本さんのがよか!」と言われたい。
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まだいぐさは一人では作れません。父(富義)といぐさのデキをみながら、肥料のやり方でいつも議論します。たとえばここは背丈が延びていないから窒素分を増やすとか、ここは少しいぐさが柔らかいからカリ分を多くやらなければいけないなど。しかし畳表の仕上げは任せてください。責任を持って仕上げています。「自信がついたらおやじを乗り越えて立派ないぐさを作りますよ。」
小林善明(熊本県八代郡竜北町)─ 自然にあるものを活用する。
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5~6年前、東海大学の方の教授が提唱されている循環型農業技術にであいました。「お客様に負担をかけないようにするために、できるだけ自然界にあるもの使っています。」当初は近所の人から馬鹿呼ばわりでした。また着色剤を使っていないため、他は一畳1500円するのに、うちのは800円でした。でも最近は少し理解してくれる方が増えて将来に希望がもてるようになりました。
- 2010-05-22 (土) 17:12
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